太りやすい食べものを買わないために最も大切なこと【食品表示の見方】

2023年04月23日

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こんにちは、ヒキタです。

 

40~60代専門のプライベートジムを運営しています。

 

「どうしたら、太りやすい食べものを見分けられる?」と悩んでいませんか?

 

この記事のテーマは『食品表示の活用術』

 

紹介する方法を実践してもらうと太りやすい食べものを買わないようになり、お腹まわりのムダな脂肪が燃えます。

 

ポイントを抑えるだけで、専門知識は必要ありません。

 

体に良いものを選んで健康的に痩せたい方、必読です!

 

*長文なので目次だけで記事のポイントが分かるようにしました。全体像をつかんで、興味のある部分だけでも読んでください。

 

 

太りやすい食べものを買わないために最も大切なこと

 

食品の原材料と栄養成分表を確認するのが最も大切なこと。

 

「原材料に太りやすい食べものが含まれていないか?」

 

「含まれているとしたらどれくらい含まれているか?」

 

が分かるからです。

 

 

 

加工食品には食品表示があり、パッケージの裏面に記載されていることがほとんど。

 

ダイエット中、または体に良いものを食べたい方にとってはとても大切な情報です。

 

アレルギーがないのであれば、食品表示をしっかり確認したことがないかもしれません。

 

太りやすい食べものを買わないためにも、原材料や栄養成分表の確認を習慣化しましょう。

 

 

太りやすい食べものか注目するべき3つのポイント

 

食品表示の書かれている内容をすべて理解する必要はありません。

 

原材料は使われているものが多い順に並べられていて、注目するべきポイントは次の3つ。*は+α

1:砂糖や人工甘味料などの糖類

2:植物性油脂

3:調味料

*:保存料、着色料、乳化剤、増粘剤

 

1つずつ解説します。

 

1:砂糖や人工甘味料などの糖類

砂糖が私たちを不健康に太らせる最大の原因です。

 

スーパーやコンビニで売られている加工食品の80%以上に砂糖が使われていることを知っていましたか?

 

砂糖を加えることで商品がおいしくなるからです。

 

多くの人に商品を購入してもらうために企業が努力するのは当たり前。

 

そして、味つけの要となるのが砂糖です。

 

 

 

最近では人工甘味料を使った商品が増えてきました。

 

その理由は、糖質オフにできるからです。

 

人工的に作られた甘味料は砂糖の200~600倍の甘味があり、少量を加えるだけで商品の味を変えられます。

 

砂糖と比べて少ししか使わないのでカロリーが大幅に抑えられるというわけ。

 

「ダイエット向けなのでは?」と考えていませんか?

 

確かに摂取カロリーは抑えられます。

 

でも、その強烈な甘みは脳にとって良くありません。

 

強い甘みに慣れてしまい、繊細な味つけだと物足りなく感じてしまうからです。

 

 

 

砂糖と人工甘味料は様々な名前を持っています。

 

次のリストに載っているものはできるだけ避けるようにしてください。

 

【砂糖】
砂糖
グラニュー糖
黒糖
水あめ
乳糖
はちみつ
練乳
ステビア
ココナッツシュガー

 

【人工甘味料】
アステルパーム
アセスルファムK
スクラロース
トレハロース
キシリトール
エリスリトール
ぶどう糖果糖液糖
果糖ぶどう糖液糖
高果糖液糖

 

砂糖(甘味料)をまったく摂らないのは難しいので、摂取量を減らすことを心がけましょう。

 

 

2:植物性油脂

油が高カロリーなのは誰もが知っていること。

 

脂質は3大栄養素の1つで体の機能を保つために必要不可欠なものです。

 

ではなぜ、植物性油脂に気をつけるのか?

 

 

その理由をリストアップすると、
大量生産された油は化学物質が使われている
大量生産された油は高熱高圧をかけられることでトランス脂肪酸が増える*トランス脂肪酸は体内の炎症を引き起こす悪い脂質
外国産がほとんどで、遺伝子組み換え作物を使っている可能性が否定できない
現代の食生活は悪い脂質の摂り過ぎになりやすい=摂取カロリーが多い

 

 

 

食品の味や食感となり、賞味期限を延ばす植物性油脂。

 

摂り過ぎなければ健康に支障が出ることはありませんが、健康的に痩せたいまたは体に良いものを選びたいのであれば避けましょう。

 

太りやすい食べもの=高カロリーとイメージしますが、体にとって良くないものも忘れないでください。

 

体の機能が衰えると、太りやすくなるだけでなく、健康維持が難しくなるからです。

 

 

3:調味料

調味料は砂糖と同じく商品の味の決め手になるわけですが、脳にとって刺激的。

 

人工的に作られた調味料は脳を刺激することで「おいしい、もっと食べたい!」となるのです。

 

食べるならおいしいほうがいいに決まっています。

 

濃い味、強い旨味に慣れてしまうともっと濃い味、強い旨味でないと満足できなくなります。

 

味つけが濃くなればそれだけ摂取するカロリーが増え、太りやすくなるでしょう。

 

 

 

私は納豆が好きで毎日のように食べるのですが、一緒についてくるタレを使うのをやめました。

 

タレには人工甘味料や調味料が使われているからです。

 

今は醤油を少し垂らして食べているのですが、間違ってタレをかけた納豆を食べたときの衝撃は今でも覚えています。

 

人工的な味がしただけでなく、砂糖水をかけて食べているような感覚になりました。*個人的な感想です

 

今まで「本当においしいなぁ…」と食べていたのが不思議です( ゚Д゚)

 

 

 

調味料。

 

原材料リストの後の方に記載されていることが多いのですが、その刺激的な味は味覚を鈍らせることがあります。

 

できるだけ調味料を含む商品は買わないようにしましょう。

 

 

*:保存料、着色料、乳化剤、増粘剤

大切なのでくり返しますが、『太りやすい食べもの=高カロリー』とは限りません。

 

体の機能を妨げる原材料を使った商品を食べ過ぎても太りやすくなります。

 

保存料:商品の賞味期限を延ばす
着色料:商品の見た目をよくする
乳化剤:商品の水分と油分の分離を防止する
増粘剤:商品の食感をよくする

 

これらの添加物によって私たちはおいしいものを好きなときに食べられるようになりました。

 

便利なのは確か。

 

非常食を作るうえでは欠かせないものとなっているでしょう。

 

でも、普段口にするものはできるだけ無添加のものをおすすめします。

 

 

 

添加物を加えなくてもおいしいですし、添加物の中には体にとって良くないものがあります。

 

アレルギー反応とはいかないまでも、人によっては腸内環境が荒れるかもしれません。

 

自覚症状がないまでも、少量なら安全でも、体にとって良くないものは体にとって悪影響です。

 

 

 

これらの添加物、様々な種類があり、何が使われているかは分かりません。

 

安全な保存料が使われているかもしれませんし、摂り過ぎると体に影響がある保存料を使っているかもしれません。

 

何を使っているかは、製造会社に問い合わせるしかないのです。

 

 

意外と知られていない太りやすい食べもの

 

体に良いイメージがある食品が実は太りやすい場合があります。

 

不足がちな栄養を補えるとか、腸の調子を整えるとかを期待して食べますが、意外と高カロリーだったりします。

 

砂糖や植物性油脂が原因で。

 

また食欲を増進する原材料が含まれていると、食べる量が増えてしまい結果的に太りやすくなります。

 

健康のために食べている食品に砂糖、植物性油脂、調味料は含まれていませんか?

 

紹介する太りやすい食べものは次の5つ。

1:フルーツヨーグルト

2:グラノーラ

3:100%オレンジジュース

4:プロテインバー

5:ケチャップ

 

1つずつ解説します。

 

1:フルーツヨーグルト

 

 

砂糖や人工甘味料が使われています。

 

「フルーツが入っていてビタミンやミネラルが摂れるし、脂肪ゼロなら太らない。」

 

そう考えて、脂肪ゼロのフルーツヨーグルトを選んでいませんか?

 

砂糖が原材料の上位にリストされていて、ステビアやスクラロースなどの甘味料が使われていませんか?

 

それに、口当たりをよくするための増粘剤も。

 

乳脂肪を取り除くとおいしくなくなるので、代わりに砂糖や甘味料を加えているのです。

 

体に良くて満腹中枢を刺激する乳脂肪よりも、砂糖と甘味料を選んでいます。

 

しかも、100gあたりのカロリーはプレーンよりも高い…

 

プレーンヨーグルトとフルーツを購入して混ぜて食べれば砂糖と甘味料はゼロ。

 

フルーツの自然の甘さとヨーグルトの酸味がマッチしておいしいです。

 

 

2:グラノーラ

 

砂糖や甘味料が多く加えられています。

 

栄養豊富ですが、砂糖や甘味料による体への悪影響が気になります。

 

すべてのフレークに砂糖が使われていると考えると、太りやすい食べものと言えるでしょう。

 

ヨーグルトと同じで砂糖が加えられていないタイプのグラノーラをフルーツと一緒に食べることをおすすめします。

 

フルーツの甘味があれば、モサモサした穀物も食べやすくなります。

 

牛乳をかけるだけで栄養満点の朝食になる。

 

でもダイエット中なら砂糖なしのタイプを選んでください。

 

 

3:100%オレンジジュース

 

濃縮還元オレンジジュースは多くの砂糖が使われています。

 

また製造過程で高熱高圧をかけることで酵素や栄養素が飛んでしまいます。

 

商品としてパッキングする際に砂糖、ビタミン、ミネラル、香料などを添加しているのを知っていましたか?

 

原材料を見るとオレンジのみ。

 

100%オレンジだから体に良いと思っていたものの正体を知ると飲みにくいですね。

 

ビタミンを摂るなら生のオレンジを食べましょう。

 

ジュースタイプならストレート(オレンジを絞っただけ)を少しだけ。

 

オレンジを3つ食べることは難しいですが、ジュースをコップ一杯飲み干すのは簡単。

 

摂り過ぎにならないように注意してください。

 

 

4:プロテインバー

 

砂糖が多く加えられている商品に注意してください。

 

それに、タンパク質の摂り過ぎは太りやすい原因の1つ。

 

本当にタンパク質が不足していますか?

 

1日2~3食、栄養バランスの良い食事を摂っていれば不足することはまずありません。

 

筋肉をつけるためのプロテインバーは太りやすくするためのプロテインバーになっているかも…

 

プロアスリートでもないかぎり、必要以上にタンパク質を摂取しなくて大丈夫です。

 

 

5:ケチャップ

 

ケチャップが甘くておいしいのは砂糖が加えられているからです。

 

糖質オフの商品でも砂糖が原材料の2番目にリストアップされているでしょう。

 

通常のケチャップだと大さじ1杯で砂糖4gが加えられていると言われています。

 

オムライスを作るとき、どれだけのケチャップを使っていますか?

 

少なくても大さじ3~5杯。

 

つまり砂糖12~20gを摂取していることに…太りやすいの食べものなのが分かります。

 

 

まとめ

食品表示を確認して太りやすい食べものを買わないようにしましょう!

 

砂糖(甘味料)、植物油脂、調味料が加えられている食品は食べ過ぎてはいけません。

 

余計なカロリーを摂取するだけでなく、食欲が増進されてしまいます。

 

商品パッケージを見るのは面倒でしたら、生鮮食品を使ってください。

 

加工食品よりも手作り料理のほうが健康的なので…

 

味つけも食べる量も自由に調整できます。

 

私たちの体は食べたものからできているので、何を食べているかを確認です( `ー´)ノ

 

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。


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