お酒(アルコール)を飲むと痩せにくい3つの理由とは!?

2023年03月22日

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お酒(アルコール)を飲むと痩せにくい3つの理由とは!?

お酒を飲むと痩せにくい3つの理由は、

⑴ 脂肪の燃焼が止まるから
⑵ 食欲増進の効果があるから
⑶ 筋トレの効果を激減させるから

では、1つずつ解説していきます。

 

⑴ 脂肪の燃焼が止まる

アルコールは体にとって毒。肝臓が優先的にアルコールを分解するので脂肪の燃焼が一時的にストップするのです。お酒を飲めば飲むほど、脂肪をエネルギーとして燃焼できない時間が増えるというわけ。

 

アルコールの熱量は7.1㎉。糖質やタンパク質が4㎉で脂質が9㎉なので、かなりの熱量です。そのため、摂取カロリーが超過しやすく脂肪がどんどん蓄積されます。お酒を飲んでいるときに食べたものはほぼ脂肪として蓄えられると言っても過言ではありません。

 

アルコールの栄養価はゼロ。砂糖と一緒で、栄養がないカロリー『エンプティカロリー』なのです。どちらもできるだけ摂取を控えたいものですね。

 

お酒が吸収、分解される流れ

飲酒

胃や小腸から吸収

肝臓で分解

アセドアルデヒド(毒)→アセテート(無毒)

水と二酸化炭素になって排出

 

2~10%のアルコールは呼気、尿、汗として排出されますが、ほとんどは上記の流れ。短時間で飲み過ぎると肝臓がアルコールを無毒化できなくなるので注意です。

 

 

⑵ 食欲増進の効果がある

胃酸の分泌が増えて、食欲がわきます。また、お酒は満腹中枢をあまり刺激しないので満腹感を得られません。つまり、飲み過ぎやすく簡単に摂取カロリーオーバーに。

 

食欲を刺激しておいて、何も食べないのは難しくありませんか?「今日は我慢しないで飲もう!」と欲に負けることは良くあることですね。

 

飲酒でビタミンやミネラル不足に

アルコールを分解する過程で多くのビタミンやミネラルが消費されます。脂肪燃焼に必要不可欠なビタミンB群も例外ではありません。さらにはアルコールは利尿作用があるので脱水症状のリスクが高まります。

 

そのうえ、アルコールが消化器官の壁にダメージを与え、栄養を吸収しにくくするとも言われています。

 

締めのラーメンが食べたくなる理由

アルコールの分解で血糖値が下がり、ビタミンとミネラルが失われるため。摂取カロリー不足というわけではありません。くり返しお伝えしますが、体がアルコールを分解している間に食べたものはほぼ脂肪になります。

 

肥満や糖尿病のリスクが跳ね上がる

お酒を飲むと、つい食べ過ぎてしまって太ってしまうのは納豆してもらえたのではないでしょうか?いくら食べても飲んで太っても健康に支障がなければいいのですが、体はいつか悲鳴をあげます。

 

肥満→糖尿病→肝機能不全→透析。または肝硬変…気づいたときには手遅れとならないようにお酒とはうまく付き合っていきたいですね。

 

 

⑶ 筋トレの効果を激減させる

トレーニングをして基礎代謝を上げようと考えていると思いますが、飲酒は筋トレの効果を激減させます。その理由は次の通り。

 

① テストステロン(筋肉を成長させるホルモン)の分泌が減る
② コルチゾール(筋肉を分解するホルモン)の分泌が増える
③ ビタミン・ミネラル不足(筋肉の修復に必要)
④ 睡眠の質が低下(成長ホルモンの分泌が減る)

 

テストステロンは男性ホルモンなので、男性の方が飲酒による影響を大きく受けます。筋肉の材料となるタンパク質の合成が24~37%も妨げられるという研究結果です。*女性はテストステロンの分泌量がもともと少ないので飲酒による影響は少ない

 

筋トレの効果を最大化するにはお酒の量を減らしましょう。もちろん余計な脂肪を燃焼させるためにも。

 

 

お酒を飲むと痩せにくい3つの理由を紹介しました。お酒の飲み過ぎはデメリットしかありませんので、痩せるためにも、健康を維持するためにも飲み方に工夫をしましょう( `ー´)ノ

 

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