
2023年03月12日
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脂肪が増える仕組み
脂肪が増えるのはインスリン(ホルモン)の過剰分泌が原因です。
インスリンは血糖値を下げる働きをするホルモン。食事によって血糖値が急上昇すると多くのインスリンが分泌され糖質が細胞内に取り込まれます。そして細胞が消費しきれないまたは保存しきれないエネルギーは脂肪として蓄えられることになるのです。
つまり、脂肪を増やさないためには血糖値の上昇をゆるやかにして、インスリンの分泌量を少なくすればいいということ。食物繊維、ビタミン、ミネラルは消化吸収のスピードをゆるやかにしてくれます。また肉や魚などに多く含まれるタンパク質、アボカドやオリーブオイルなどの良質な脂質は体にゆっくりと吸収されます。血糖値を安定させるためには食のバランスが大切。
血糖値を急上昇させるのは糖質の塊です。加工された糖質はすぐに吸収されて血中の糖度を跳ね上げるので。食パン、白米、ケーキ、濃縮還元オレンジジュース、スポーツドリンクが加工された糖質にあたります。
糖質の塊は素早くエネルギー補給するときには最適ですがそんな場面はなかなかありません。激しいスポーツをしたとき、あるいは何日も食事を摂っていなくてエネルギーが足りないときなど多くの人には縁のない状況と言えるでしょう。
脂肪が増える悪循環
高糖質&栄養の乏しい食事
↓
血糖値の急上昇
↓
インスリンの過剰分泌
↓
余ったエネルギーが脂肪として蓄えられる
↓
血糖値が急降下することでお腹が空く
↓
すばやくエネルギー化できる糖質を食べたくなる
ものすごい悪循環ですね。どんなに忍耐力のある人でも脳には敵いません。脳から空腹の信号が出れば食べずにはいられないでしょう。余計な脂肪を増やさないためには血糖値を安定させて、インスリンの分泌量を減らすことが大切です( `ー´)ノ
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