
2023年03月05日
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砂糖を摂り過ぎてしまう理由
私たちの食生活には欠かせない砂糖ですが、ほとんどの人は知らないうちに摂り過ぎてしまっています。砂糖の過剰摂取は体にとって良いことはないので、意識的に摂取量を減らさなければなりません。なぜ、砂糖を摂り過ぎてしまうのか?その理由をまとめました。
1:砂糖は中毒性がある
砂糖を口にすると脳からドーパミンと呼ばれる快楽ホルモンが分泌されます。食べれば食べるほど、もっと食べたくなる。コカインなどのドラッグを使ったときも脳は同じ反応をします。ドラッグの中毒性が強いのは誰もが知っていることでしょう。実は砂糖も同じぐらい中毒性があります。
日常的に砂糖を口にするとどうなるのか?耐性ができて、脳がより強い刺激を求めるようになります。たとえば、今まではケーキ1つで満足していたのに、2つ食べないと同じ満足感を得られない。歯止めがかからなくなって、もっともっと砂糖を消費するようになってしまいます。
悪循環ですね。もちろん過剰摂取は脂肪を増やすだけでなく、糖尿病のリスクを跳ね上げたり、栄養吸収の効率が悪くなったりと体に悪いことだらけです。
2:食の環境が良くない
食に対する利便性や嗜好性が高まりました。好きなものを好きなだけいつでも食べられる世の中。24時間営業のコンビニ、スーパー、飲食店が普及したことで食べることに困ることはありません。加工食品も充実して料理をする機会が減りました。
健康は何よりも大切。それなのに多くの人は健康よりも利便性や嗜好性を求めているのが現実です。仕事や家事でヘトヘトになり、近所のスーパーで安くておいしい惣菜が売られていたら買ってしまうのは必然的なことかもしれません。
問題なのはほとんどの加工食品(お店の調理品)には砂糖が加えられています。コンビニのパン、スーパーで売られている煮魚、飲食店のハンバーグソース…食べる人がおいしいと思えるだけ砂糖が加えられています。おいしくなかった再購入してもらえないので当たり前のこと。
食環境の充実が私たちの食生活を健康から遠ざけています。安い、おいしい、楽の誘惑だらけ…何を食べるかはすべて自分次第なので、砂糖をどれだけ摂取するかも自分次第。砂糖、保存料、添加物が使われている加工食品にできるだけ頼らないようにしませんか?
3:栄養バランスの偏り
炭水化物(糖質)、食物繊維(糖質)、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルの栄養バランスが偏ると食欲をうまくコントロールできなくなります。
①
エネルギーの消化吸収が良くない
↓
脳がエネルギー不足と勘違い
↓
もっと食べたくなる
②
満腹ホルモンの働きが妨げられる
↓
食べ過ぎているのにもっと食べたくなる
そこですぐに吸収されエネルギー化できる砂糖の出番です。
③
砂糖を食べる
↓
血糖値の急上昇、そして急降下
↓
脳がエネルギー不足と勘違い
↓
もっと砂糖を食べたくなる
負の連鎖です。食事の栄養バランスが偏ることで砂糖の消費が増えるという結果に。血糖値を安定させ、腸内環境を整え、適量で満腹感を得るには食物繊維が必要不可欠です。豆類、きのこ類、野菜、果物は足りていますか?
4:ストレス
ストレスは暴飲暴食の原因になります。スイーツを食べまくる人もいれば、浴びるほどお酒の飲む人もいることでしょう。
イライラしているときって甘いものが食べたくなりませんか?それは砂糖が幸福感をもたらしてくれると脳が知っているからです。ストレスが大きいほど砂糖の消費が増えるのは間違いありません。
5:知識不足
ここまで読んでいただくと砂糖についての理解が深まったと思います。学校で教わらなかったかもしれませんし、今まで興味がなかったかもしれません。私は砂糖について勉強を始めてから砂糖の摂取量が減りました。スイーツが好きなので砂糖を食べないという選択はしませんが、知識をつけ摂り過ぎないことで健康を維持しています。
知識をつければ砂糖の摂取量は減らせる。健康のために、ムダな脂肪を燃やすために砂糖に興味を持たれたのは素晴らしいことです。私たちの食環境は砂糖の誘惑だらけ…砂糖についての知識が深まるほど、摂取量を適量で抑えられます。
このブログではさまざまな情報を発信しているので、少しでも参考にしていただければ嬉しいです( `ー´)ノ
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